てつがくカフェ@ふくしま

語り合いたい時がある 語り合える場所がある 対話と珈琲から始まる思考の場

「てつがくカフェ@ふくしま」へようこそ!

「哲学カフェ」とは、身近にあるさまざまな問題について、
誰でも気軽に対等に、安心して何でも話せる場です。

「てつがくカフェ@ふくしま」は2011年5月より、
月に1回、福島市内で、毎回2時間ほど、
参加者どうしで対話を行っています。  →詳しくはこちら

「対話のルール」にしたがって話し合いますので、
初めての方でも安心して気軽に参加できます! →詳しくはこちら

  次回のてつがくカフェ →詳しくはこちら

 



 


その後の開催予定もある程度決まっております。  →詳しくはこちら

これまではこんなテーマについて話しあってきました。
→ 2011年度  → 2012年度   → 2013年度  → 2014年度 → 2015年度 
→ 2016年度  → 2017年度   → 2018年度  → 2019年度 → 2020年度
→ 2021年度  → 2022年度   → 2023年度  → 2024年度 → 2025年度
→ 2026年度 

実際の話し合いの様子を文字起こしした対話録もあります。
→てつがくカフェ@ふくしま対話録 2018.6.16「日本のスポーツはこれでいいのか?どうしたらいいのだ?」 - てつがくカフェ@ふくしま

→てつがくカフェ@ふくしま対話録 3.11特別編2022「復興とは何か?ー『コロナ禍』と『復興五輪』を考えるー」

 


お問い合わせは世話人(石井)のメールアドレス fukushimacafe_ishii@yahoo.co.jp まで。

皆さまと対話できることを心より楽しみにしております。
初めての方もお気軽にご参加ください!

 

てつがくカフェ2026 今後の日程

今後のてつカフェのスケジュールをお知らせしておきます。

テーマや日付に関してはあくまでも現段階での予定ですので、変更する場合があります。ご了承ください。

・11月21日(土)  本deてつがくカフェ『火の鳥~鳳凰編~』

・12月19日(土)  「ネオ・ナショナリズム」

今後の予定は現時点では上記の通りとなります。

会場はいずれも福島市市民活動サポートセンター(チェンバおおまち3階)、

時間帯は15:00-17:00を予定しています。

また各回とも会場とオンラインの同時開催を予定していますが、

状況次第で、完全オンラインとなる可能性もあります。

そのつど状況を見ながら判断していきますので、

このブログその他でご確認ください。



てつがくカフェ@ふくしま2026.10.10.「ギャンブル」

「運は準備のできた者に味方する」― ルイ・パスツール

 

てつがくカフェ@ふくしま2026.10.10.
【テーマ】「ギャンブル
」
【日 時】2026年10月10日(土)
     15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター A会議室&ZOOM

       チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料
【飲み物】無料
【事前申し込み】申し込みは不要です。
        会場参加の方は直接会場にお越しください。
        オンライン参加の方は下記URLからご参加ください。
        
        
Zoom ミーティングに参加する

https://us06web.zoom.us/j/81044970261?pwd=XB29NhxKon6SYaFaaYpZ0p8i2MV8QJ.1

         ミーティングチャットへのリンク
 

https://us06web.zoom.us/launch/jc/81044970261

         ミーティングID: 810 4497 0261
         パスコード: 3FbMWy


【問い合わせ先】fukushimacafe_ishii@yahoo.co.jp

 

 

今回の哲学カフェのテーマは、「ギャンブル」です。

「ギャンブル」と聞くと、競馬や競輪、競艇、パチンコ、宝くじ、あるいは近年話題となっているオンラインカジノなどを思い浮かべる方も多いでしょう。

一方で、「自分はギャンブルをしないから関係ない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、私たちの日常には、「結果が分からないものを選ぶ」という場面が数多くあります。

進学や就職、転職、結婚、新しいことへの挑戦。

どれも将来を完全に予測することはできません。

私たちは、不確実な未来に向かって、日々さまざまな選択をしています。

そう考えると、「賭ける」という行為は、ギャンブルだけに限られたものではないのかもしれません。

 

では、ギャンブルとは何なのでしょうか。

お金を賭けることなのでしょうか。

偶然に結果を委ねることなのでしょうか。

それとも、「勝てるかもしれない」という期待を抱くことなのでしょうか。

また、人はなぜ「運」に惹かれるのでしょう。

努力ではどうにもならない偶然に期待することは、弱さなのでしょうか。

それとも、人間らしさなのでしょうか。

 

一方で、ギャンブルは古くから娯楽として親しまれてきた一方、多額の借金や依存症、家庭や人間関係の崩壊など、深刻な社会問題とも結び付いてきました。

「自己責任」という言葉で語られることも少なくありません。

しかし、依存とは本人の意思だけで説明できるものなのでしょうか。

私たちの意思は、本当に自由なのでしょうか。

さらに、現代社会では「ポイント還元」「ガチャ」「福袋」「投資」「暗号資産」など、偶然性や期待を利用した仕組みが身近なところに数多く存在しています。

それらとギャンブルとの違いは、どこにあるのでしょうか。

法律でしょうか。

期待値でしょうか。

それとも、社会が与えるイメージの違いなのでしょうか。

「運がいい人」とは、どのような人なのでしょう。

運は努力で引き寄せられるのでしょうか。

あるいは、運とは人間が後から意味づけしているものに過ぎないのでしょうか。

 

今回のてつがくカフェでは、「ギャンブル」を単なる娯楽や依存症の問題としてではなく、

偶然とは何か。

運とは何か。

リスクを引き受けるとはどういうことか。

人はなぜ「賭ける」のか。

そうした問いを手がかりに、参加者の皆さんとともに問い、考え、語り合ってみたいと思います。

ここで目指すのは、ギャンブルの是非を決めることではありません。

私たちが日常の中で当然のように受け入れている「運」や「偶然」、「選択」というものを、一度立ち止まって見つめ直すことです。

 

「てつがくカフェ@ふくしま」は、日常の中にある「当たり前」を問い直し、対話を通して思考を深める場です。

発言を強要することはありません。

聞いているだけでもかまいません。

途中参加・途中退出も自由です。

初めての方も、どうぞお気軽にご参加ください。

 

てつがくカフェ@ふくしま2026.9.26.「YouTube」

「メディアとは、人間の能力の拡張である」 マーシャル・マクルーハン

 

てつがくカフェ@ふくしま2026.9.26.
【テーマ】「YouTube
」
【日 時】2026年9月26日(土)
     15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター A会議室&ZOOM

       チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料
【飲み物】無料
【事前申し込み】申し込みは不要です。
        会場参加の方は直接会場にお越しください。
        オンライン参加の方は下記URLからご参加ください。
        
       
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        ミーティングID: 819 1079 2944
        パスコード: 2nXXC0 


【問い合わせ先】fukushimacafe_ishii@yahoo.co.jp

 

 

今回の哲学カフェのテーマは、「YouTube」です。

今やYouTubeは、私たちの日常に深く入り込んだ存在となっています。

音楽を聴く。料理を学ぶ。ニュースを見る。映画の予告編を楽しむ。

ゲーム実況やライブ配信を視聴する。

子ども向けの動画から大学の講義まで、

さまざまな情報や娯楽がYouTubeを通して届けられています。

 

一方で、「自分はYouTubeをほとんど見ない」という方もいらっしゃるでしょう。

しかし、家族や友人との会話、テレビ番組や新聞の記事、SNSなどを通して、

私たちは知らず知らずのうちにYouTubeで生まれた話題や情報に触れています。

つまり、YouTubeを見る人だけではなく、見ない人もまた、

その影響の中で暮らしていると言えるのかもしれません。

 

また、私自身子どもたちと関わる機会の中では、

「YouTubeが見たい」という言葉を耳にすることは珍しくありません。

自由な時間になると真っ先に動画を見たがる子どももいれば、

好きなYouTuberの話題で盛り上がる子どももいます。

今やYouTubeは、多くの子どもたちにとって、

遊びや学び、コミュニケーションの一部となっているように感じられます。

 

その一方で、長時間視聴や生活習慣への影響、

刺激の強いコンテンツへの接触など、

「YouTube依存」と呼ばれる現象も社会的な課題として語られるようになりました。

 

しかし、ここで改めて問い直してみたいのです。

私たちは、YouTubeの「何」に惹かれているのでしょうか。

あるいは、YouTubeを見ていない人も含めて、私たちのものの見方や価値観は、

こうした動画メディアからどのような影響を受けているのでしょうか。


今回のてつがくカフェでは、「YouTube」を単なる動画共有サービスとしてではなく、

現代社会を象徴するメディアとして捉えながら、

情報とは何か。

「見る」とはどういう営みなのか。

私たちの選択はどこまで自由なのか。

アルゴリズムは人間の思考や価値観にどのような影響を与えているのか。

そうした問いを手がかりに、

参加者の皆さんとともに問い、考え、語り合ってみたいと思います。

 

「てつがくカフェ@ふくしま」は、

日常の中にある「当たり前」を掘り下げ、

対話を通して考えを深めていく場です。

発言を強要することはありません。

聞いているだけでもかまいません。

途中参加、途中退出も自由です。

誰でも気軽に対等に、安心して話し合える場ですので、

初めての方もお気軽にご参加ください。 

本deてつがくカフェ2026.11.21.『火の鳥~鳳凰編~』

「人の命なんて、心配してもしなくても、終わる時には無情に終わるもの」―手塚治虫

 

本deてつがくカフェ2026.11.21.
【課題図書】『火の鳥~鳳凰編~』

【日 時】2026年11月21日(土)
     15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター A会議室&ZOOM

       チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料
【飲み物】無料
【事前申し込み】申し込みは不要です。
        会場参加の方は直接会場にお越しください。
        オンライン参加の方は下記URLからご参加ください。
        
        
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11月は久しぶりに「本deてつがくカフェ」を開催いたします。
「本deてつがくカフェ」とは、参加者があらかじめ課題図書を読んできて、その作品について自由に語り合う読書会です。
作品を「正しく理解する」ことが目的ではありません。
読んで感じたこと、引っかかったこと、疑問に思ったことを持ち寄り、対話を通して作品を読み直していく場です。

 

今回取り上げる課題図書は、手塚治虫の代表作の一つ、『火の鳥 鳳凰編』です。

【あらすじ】
舞台は奈良時代。
片腕を失いながら盗賊として生きる我王(がおう)と、仏師として恵まれた環境で育った茜丸(あかねまる)。
まったく異なる境遇を生きる二人は、それぞれ仏像を彫ることになる。
一人は憎しみと苦しみの中から。もう一人は名声と栄誉を求めて。

同じ「仏」を刻みながらも、その作品には異なる生き方や価値観が映し出されていく。
やがて二人の人生は交差し、「本当に美しいものとは何か」「人は何のために創るのか」という問いへと物語は深まっていく。


『火の鳥』は、「生命とは何か」を一貫して問い続けた手塚治虫のライフワークです。
その中でも『鳳凰編』は、芸術と人生、才能と努力、美しさと醜さ、生と死といったテーマが濃密に描かれている作品として知られています。

 

私たちは、何をもって「美しい」と感じるのでしょうか。
優れた作品とは、技術によって生まれるのでしょうか。
それとも、生き方そのものが作品に表れるのでしょうか。
苦しみや挫折は、人を成長させるのでしょうか。
幸福な人生と、価値ある人生は同じなのでしょうか。
人はなぜ何かを創ろうとするのでしょう。
作品は作者を超えて生き続けるのでしょうか。
そして、人がこの世に残せるものとは、一体何なのでしょうか。

 

『火の鳥 鳳凰編』は、単なる歴史漫画でも芸術漫画でもありません。
人間とは何か、生きるとは何かという根源的な問いを、壮大な物語を通して私たちに投げかけてきます。

 

今回の「本deてつがくカフェ」では、この作品を手がかりに、
芸術とは何か。
美しさとは何か。
生きることとは何か。
そうした問いについて、参加者の皆さんと自由に問い、考え、語り合ってみたいと思います。

 

「本deてつがくカフェ」は、作品について感じたことや考えたことを、対話を通して深めていく場です。
専門的な知識は必要ありません。
作品の解釈は一つではなく、異なる読み方に耳を傾けることも、この会の大切な楽しみの一つです。
発言を強要することはありません。
聞いているだけの参加も歓迎です。
初めての方もお気軽にご参加ください。

シネマdeてつがくカフェ2026.8.22.『ボヘミアン・ラプソディ』

「僕はスターになるんじゃない。伝説になるんだ」フレディ・マーキュリー

 

シネマdeてつがくカフェ2026.8.22.

【課題映画】『ボヘミアン・ラプソディ』
【日 時】2026年8月22日(土)
     13:00~15:15 課題映画鑑賞会
     15:20~17:00 シネマdeてつがくカフェ(感想会)

【場 所】福島市市民活動サポートセンター A会議室&ZOOM
       チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料
【飲み物】無料
【事前申し込み】申し込みは不要です。
        会場参加の方は直接会場にお越しください。
        オンライン参加の方は下記URLからご参加ください。
        
        Zoomミーティングに参加する
        https://us06web.zoom.us/j/86148708967?pwd=1zd18TMA03iv3l0jhZ3RYkMTyqkFGt.1

         ミーティングチャットへのリンク
         https://us06web.zoom.us/launch/jc/86148708967


        ミーティング ID:  861 4870 8967
        パスコード:  3r2sCA


【問い合わせ先】fukushimacafe_ishii@yahoo.co.jp

 


8月はシネマdeてつがくカフェを開催いたします。

「シネマdeてつがくカフェ」とは、
映画を観て感じたこと、考えたことを語り合う会です。

作品の感想を言い合うだけではなく、
映画の中で描かれている人物や言葉、出来事を手がかりにしながら、
参加者同士で自由に対話を行います。

今回語り合う映画は、2018年公開の
『ボヘミアン・ラプソディ』(原題:Bohemian Rhapsody)です。

イギリスの伝説的ロックバンド「Queen」のボーカル、
フレディ・マーキュリーの半生を描いた作品であり、
世界的な大ヒットを記録しました。

 

今回も会場とオンラインの同時開催となります。
会場参加をご希望の方は、申し込み不要ですので直接会場へお越しください。
オンライン(Zoom)参加をご希望の方は、上記URLからご参加ください。

同日の13時から課題映画の鑑賞会を行いますので、
映画を観たことがない方や、観たことはあるけれどもう一度観たいという方も、ぜひご参加ください。

※オンライン参加の方につきましては、事前に課題映画をご視聴の上、ご参加願います。

【あらすじ】
1970年代のロンドン。

空港で荷物運びのアルバイトをしていた青年ファルーク・バルサラは、
ライブハウスで偶然出会ったバンド「スマイル」の演奏に心を奪われる。

やがて彼は、自らを「フレディ・マーキュリー」と名乗り、
卓越した歌唱力と独創的な発想でバンドに加入。
ギタリストのブライアン・メイ、ドラマーのロジャー・テイラー、
そして後に加入するベーシストのジョン・ディーコンと共に、
新たに「Queen」として活動を始める。

常識にとらわれない音楽性と圧倒的なライブパフォーマンスによって、
Queenは次第に世界的ロックバンドへと駆け上がっていく。

しかしその一方で、
フレディは名声の裏側で、孤独やプレッシャー、
自らのセクシャリティへの葛藤、
そして「本当の自分とは何か」という問いに揺れ続けていた。

「自分らしく生きる」とは何か。
誰かに理解されるとはどういうことなのか。

成功の光と、その裏側にある苦悩を描きながら、
物語は1985年の伝説的ライブ「LIVE AID」へと向かっていく――。


本作の中では、

「自分らしさ」
「承認」
「孤独」
「居場所」
「他者とのつながり」

といったテーマが、音楽とともに描かれています。

多くの人に囲まれ、熱狂的に支持されながらも、
人は孤独を感じることがあります。

逆に、たった一人の理解者の存在によって、
救われることもあるのかもしれません。

また、映画終盤のライブシーンでは、
音楽が単なる娯楽を超え、
人と人をつなぐ「場」のようにも描かれています。

人はなぜ音楽に惹かれるのでしょうか。
芸術は私たちに何を与えるのでしょうか。
誰かの歌に「救われた」と感じるのは、なぜなのでしょうか。

「シネマdeてつがくカフェ」は、
作品について感じたこと、考えたことを、安心して自由に語り合える場です。

作品のおもしろさを語ってもいい。
モヤモヤした感覚をそのまま話してもいい。
うまく言葉にならない感想を持ち寄ってもいい。

映画を“正しく理解する”ことよりも、
作品を通して、それぞれが何を感じ、何を考えたのかを大切にしています。

発言を強要することはありません。
聞いているだけの参加も歓迎です。

初めての方も、どうぞお気軽にご参加ください。

 

てつがくカフェ@ふくしま2026.7.18.「コロナ禍」

「健康は最上の善であり、他のあらゆる善の基礎である」ルネ・デカルト

 

てつがくカフェ@ふくしま2026.7.18.
【テーマ】「コロナ禍
」
【日 時】2026年7月18日(土)
     15:00~17:00
【場 所】福島市市民活動サポートセンター A会議室&ZOOM

       チェンバおおまち3階 (福島市大町4-15)
【参加費】無料
【飲み物】無料
【事前申し込み】申し込みは不要です。
        会場参加の方は直接会場にお越しください。
        オンライン参加の方は下記URLからご参加ください。
        
        Zoomミーティングに参加する
        https://us06web.zoom.us/j/82303665152?pwd=oGOXhU62nzz8IrGgjcLpkFictLFbnH.1

 

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         https://us06web.zoom.us/launch/jc/82303665152

        ミーティング ID:  823 0366 5152
        パスコード:  5w1NbD


【問い合わせ先】fukushimacafe_ishii@yahoo.co.jp

 

 

2020年初頭から世界を覆った新型コロナウイルス感染症の拡大は、
私たちの日常生活を大きく変化させました。

外出の自粛、マスクの常用、リモートワークやオンライン授業の普及、
イベントの中止、飲食店の休業要請。
そして「不要不急」という言葉が繰り返し使われる日々。

感染症対策という名のもとで、
人と人との距離が、物理的にも心理的にも引き離されていった時期を
多くの方が経験されたのではないでしょうか。

コロナ禍においては、「正しさ」をめぐる対立がさまざまな場面で生まれました。

マスクをする/しない
ワクチンを打つ/打たない
外出を控える/経済を回す
自粛を守る人/守らない人

それぞれに事情や考えがあるにもかかわらず、
社会全体が「二項対立」の構図で人を分け、
相手を批判し、断罪し、排除していく空気が
少しずつ強まっていったようにも感じられます。

「命を守るためだから仕方がない」
「自由を奪いすぎだ」
「自己責任だ」
「思いやりが足りない」

こうした言葉が飛び交う中で、
私たちは本当に「他者」と向き合っていたのでしょうか。
それとも、ある「正しさ」の基準によって互いを測り合っていただけだったのでしょうか。

また、コロナ禍は私たちの「当たり前」を次々と問い直す出来事でもありました。

人と会うこと
集まること
声を出して笑うこと
同じ空間で時間を共有すること

それらは、失われて初めてその価値に気づかされたものでもあります。

一方で、「この生活の方が楽だ」と感じた人がいたことも事実でしょう。
通勤がなくなり、人付き合いが減り、
静かな日常を好ましく感じた人もいたかもしれません。

コロナ禍は、私たちが何を大切にしているのかという
価値観の違いを、はっきりと浮かび上がらせた出来事でもありました。

あの数年間を、私たちはどのように記憶しているのでしょうか。

「大変だった時期」「二度と戻りたくない時間」
それとも「何かを考え直すきっかけになった期間」でしょうか。

そして、コロナ禍は本当に「終わった」のでしょうか。

制度や制限は解除されても、
人との距離感や、他者への不信、
社会の分断の感覚は、
今もどこかに残っているようにも思えます。

今回のてつがくカフェでは、
「コロナ禍」を単なる過去の出来事として振り返るのではなく、
この数年間に私たち一人ひとりが感じたこと、考えたこと、
迷ったことや違和感を覚えたことなどを出発点にしながら、
テーマを中心に自由に問い、考え、語り合ってみたいと思います。

コロナ禍をどのように経験し、
どのように受け止めてきたのかは人それぞれです。

正解を出すことや意見をまとめることを目的とするのではなく、
それぞれの感じ方や考え方に耳を傾けながら、
「共に考える時間」を共有できればと思います。

「てつがくカフェ@ふくしま」は、
日常の中にある「当たり前」を掘り下げ、
対話を通して考えを深めていく場です。

発言を強要することはありません。
聞いているだけでもかまいません。
途中参加、途中退出も自由です。

誰でも気軽に対等に、安心して話し合える場ですので、
初めての方もお気軽にご参加ください。